■企画室オフィス／拠点

プロジェクトの拠点となるオフィスがオープンしました。スタジオ機能と小規模なガーデンライブができるステージを併設したログハウス「トリニダードハウス」内にあります。空気の澄んだ信州の高原から、各地へ向けて活動を展開していきます。
●所在地の詳細は下段

↑企画室（Trinidad House内）



■音楽療法という言葉の取り扱いについて

musictherapyとは音楽療法と一般的に訳しますが、我が国の音楽療法学会などにおいて、音楽療法という言葉の定義がきわめて限定的に条文化され、将来的な名称独占の提案がされております。私たちは音楽療法の表現について、広義の一般名詞として使用をしており、学会の定義や方針、見解とは異なることを巻頭にあたって明記しておきます。また、学会が使用している音楽療法との混同、誤解を避けるために私たちは、英語表記のmusictherapy、療法的音楽、または医療音楽をいう言葉を使用しています。

■音楽を医療・福祉・教育に活かすための芸術運動

「治療」という限定目的ではなく、医療や福祉教育の現場をサポートするために音楽を活用することを第一に、そこから発展する活動全てにクリエイティブな目を向けることをポリシーとし、当NPOはこれを、ひとつの芸術(文化)運動と位置づけています。


たとえば【Envient Jazz 芸術運動】
ミュージシャンやクリエーター達による、啓発的演奏活動の名称です。Envient Jazzを称するには、次の７か条を実行することを柱として、創作活動と環境問題をリンクしながら、深め、広げていく芸術運動です。
●アンビエントジャズの７か条
１）リサイクルおよび再生楽器で演奏する活動であること。（リサイクル楽器とは、耐用年数経過や廃棄などにより、製造時の使用エネルギー相殺が終了したもの）
２）周辺機材・衣裳についても再利用・再生品であること。（基準別途）
３）演奏活動の際はエネルギーは、その資源選択と消費量に対して熟考すること。
４）演奏活動および移動の際に排出するCo2と同等のCo2吸収のための植樹をおこなうこと。（寄付や間接提供でも可）ほか

■アドボカシー

1)現行の認定音楽療法士の公的な制度化および職業化について、慎重かつ医療システム全体を見通した十分な検討をすることを要望します。
2006年現在、厚生労働省は音楽療法を医療または福祉の仕事(医療職・福祉職・教育職）として公的な資格制度などを制定していないのが現状ですが、一方では大学、専門学校、各地区にある研究会などでは、公的な資格あるいは国家的に職業化されるかのようなPRもされており、学会の認定音楽療法士とされる方々が、仕事として成り立つか否か、また真に業種としての確立をするにあたっての、プロとしての資質、実力の真偽も問われている現状があります。
厚生労働省をはじめ関係各団体には、資格化の是非だけでなく、今後、真のプロ職業の確立に向けた検討や、医療システム全体への改善論議を重ね、受益者（国民）にとって良き方向性が示されることを期待します。

事務局・企画室／所在地

一般社団法人 日本バイオミュージックプロジェクト

〒381-0031 長野県長野市西尾張部508-1
TEL.（下記の企画室へご連絡ください）


NPO International Music bio Wave 企画室
POMCパーカッション工房
TEL.090-3143-1589


http://musictherapy.jp

　　

2002 NPO International Music-Bio Wave　一般社団法人日本バイオミュージックプロジェクト